リンの独り言

  

飲み会の次の日

前日の事があり…なかなか眠れず…

朝から連絡するがやはり電話に出ない…

ようやく連絡着いたら…やはり不機嫌…


なんなん!!超―――ムカつく！


結局お父さんは朝一に退院

速攻準備して奴が来るまでに病院に！


これで自分達より私が遅く来たひにゃ〜…


想像がつく…


いざ病院に着くと…良かった…まだ来てない…


私…どんだけ気を使えばいいんだか…


お父さんはのん気にテレビを鑑賞中…
ましてやまだ病衣のまま。
お父さん！着替えましょう！

身の回りを片付けていたら

奴はお母さんと登場!!

（ヒョェェェ〜！ターミネーターの音楽が私には聞こえた！）


奴は昨夜の事が何事もなかった様に振る舞う…


（今度は必殺仕事人の音楽が!!誰か奴の首の根を…）


私はお母さんに笑顔…笑顔…


荷物を車に運ぶ時も無言…無言…（息が詰まる！）


さぁ！準備が出来たので帰りますか！看護婦さんに挨拶し…エレベーターに乗った瞬間！奴の一言…


エレベーターが閉まる瞬間！


閉まるドアにお前の手…入れてみろ(笑)


笑えない…どうしても笑えない…


私からとっさに出た言葉…

あんたの足入れたら！
（骨折している足を指差す！）


後ろにいるお母さん…笑う

奴も笑っている…


全然笑えない…!!むしろその言葉本気ですけど(怒)


そして無事家に到着。

帰る道中も一言ミコトしか話さず…

私には理解不能だった…

なんて自己中！なんてわがまま！(怒)


お母さんに話し掛けられれば話すが…私が機嫌が悪いのがわかっていたのだと…

奴が私に対する話し方で分かった…
  

↑なりたい…  

私は私なりに出来る範囲で頑張ってる…


忘年会の時の出来事…


二次会の最中彼から電話…

お前…何しよんのか？

（ご立腹…）
二次会だけど…

今どんな状況かわかっちょん？

…っと。私は何も言葉が出なかった…


何の為にオヤジのトコ行きよんのか！！

（超――――ご立腹！）

意味わかんない？何の為？どぅいぅ事!?

私も頭にキタ!!

お父さんが私を好いてくれていて！お父さんも私を頼りにしているから！それに答えようと！私は毎日お父さんの病院に行き!!
洗濯を持ち帰り！お父さんが着替えてなかったら着替えさせて…失礼にあたるが…仕事と同じ……
少しでも！…っと言う気持ちで行ってたのに…


何の為に行きよんのか!?

って何!!

ましてや！オヤジ…明日一時退院!!


えッ!!初耳!?私聞いてないよ！


そりゃそうです！本当に初耳でしたから!!

結局自分の間違いに気づきながら私にご立腹状態！


一緒に二次会に行ってた人にも嫌な雰囲気にさせてしまい…申し訳ない…


それから言うまでもありません…途中で帰りました…

帰ったら電話…っとなり

帰った速攻電話…


一回…二回…出ない…

もぅ一回電話…

出ない…


なんなん!!ムカつく！

出ろよ!!

結局出ませんでした…
  

更なる試練とは…

義理の父となるお方が…

「癌」宣告…

実は3年前に手術し今回検査で癌が再発し転移しているらしい…

詳しくは検査結果次第…

普段私に見せない彼の姿を見た。


女の前で弱音を吐く…
泣き言一つ言わない…
泣き顔…泣き声なんて絶対聞かせない男なのに…


現実を認めたくなく！我慢出来なく私のそばから離れ一人で泣いた…
泣いた後落ち着きを戻し私の元に…気を使わしたな…一回泣けば大丈夫!っと…それからこれからの事を話した。
私の職種は介護…私を頼りにしてきた。嬉しかった。反面私で大丈夫なのか？不安がよぎった…けど私より一番不安なのは…家族なんだ…って思った瞬間…
力になりたい！
っと思った…いずれ私の家族になる人を助けたい私の本心を素直にぶつけた…

そこで…彼は…

歯を食いしばるように…泣いた…涙を見せた…
あ〜やっと本当の家族になれる！確信しました！
私に心を一回開いたら気持ちが落ち着いたのか…帰り際電話で大声で泣き叫んだ自分の気持ちを私にぶちまけた…

私に頭なんか下げた事ない男が…

オヤジを頼む！

何度も何度も頭を下げた…
それから3日後父は入院した。
これから私の試練…私の頑張りどこだ…